■ hibiware




閉じた目に焼き付いた
あの日の残像と変わらぬままの色
ふさいだ耳に優しく触れ
ただ揺れる幻想

冷たい雨、気付かない誰か
まだ夜から覚めぬままの人
水のない水槽
底から見えた変わらない世界

届かない思いを熔かして
宙に浮く心臓をソーダ水で濡らしてく

水槽に悲しみを落として
溢れ出す頃にまたあの時の夢を見る

いくつもの夢を見たあとに
残された身を抱きしめてた
もう一度、境界の向こうの答えを探して

思い出すあなたの言葉を
一つだけ強く抱きしめてた
隙間から覗く紫にこの手で触れてみたい

きっと、この声は同じ世界線で交わらない

ずっと、見てた四角の空が初めて色を変えた

傷跡が開かないように
忘れたふりを繰り返した
口にした、あの名前だけは今もここにいるの

いくつもの夢を見たあとに
残された身を抱きしめてた
もう一度、境界の向こうの答えを探して

思い出すあなたの言葉を
一つだけ強く抱きしめてた
隙間から覗く紫にこの手で触れてみたい

もう一度、この手で


■ 考察



とある、ギターとドラムだけだったのに
気付けばスリーピースを超えて四人編成になってたバンド風な感じのイメージ

ベースの音が想像以上にゴリゴリ鳴った気がします

曲名は某Manoさんと車で話してたらManoさんが「ひびわれ」って言ったものだから
今日は「ひびわれ記念日」

間奏とかもuzumakiっぽくて頭おかしいなって思ったのでお名前頂戴いたしました








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